家をつくるひと vol.13|コムハウス/米野 恵美さん

暮らし | 2019 10.11

家づくりに熱い想いをかける「職人」さんのインタビュー。

今回はコムハウスのインテリアコーディネーター歴12年、米野 恵美さんにお話を伺いました。

 

 

 

 

Q1. インテリアコーディネーターの仕事内容を教えてください。

 

コムハウスのインテリアコーディネーターは、外観や内装の色決め、コーディネートなどはもちろん、お客さまの理想とされる暮らし方や住んでからの雰囲気などそういったものを大切にし、提案させていただいています。

「家」という箱を作るというよりは、楽しく暮らすための「暮らし方」を作っていると言った方が近いかもしれません。

 

また、お家だけではなく、家具、照明、カーテン、外講などの細かい所まで打ち合わせし、お家丸ごと統一感のあるコーディネートにすることで、「ご家族らしさ」を作り出しています。

「暮らし方」はご家族によって様々なので、そこをきちんと汲み取ってまとめていくのが私たちの仕事だと思っています。

 

 

 

 

Q2. 仕事をする上で大切にしていることはありますか?

 

住むところが人に与える影響って、すごく大きいと思うんですよね。

どんな場所、どんな家に住むかでその後の人生が大きく変わってくるんじゃないかと思ってるんです。

なので、そのご家族に合った一番いいお家を作れるよう、毎回全力で取り組んでいます。

そして私自身も毎回新しい気持ちで、そのご家族オリジナルのお家づくりができればいいなと思っています。

 

 

 

 

Q3. お気に入りの過ごし方は?

 

最近家を建てたばかりなので、家で趣味を楽しむことが多くなりましたね。

手芸や陶芸、絵を描いたり、お菓子作りもします。

自分の好きなように作らせてもらった家なので、どの部屋で過ごすのも好きなんですけど、中でも一番のお気に入りは、中庭のデッキで過ごす時間です。

飼っている犬と一緒にデッキに出て昼寝したり本を読んだり。

 

あとは起きてすぐにデッキにヨガマットを敷いて、日光浴をしながら5分くらい横になるのが毎朝の習慣になっています。

毎朝たったの5分でもリラックスする時間を作ると、スッキリと気持ちよく一日をスタートすることができるんです。

 

 

 

 

Q4. インテリアの中で特にお気に入りのモノはありますか?

 

家具の中でも椅子が一番好きで、たくさん集めています。

値段はあまり関係なく「好きだな」と思ったら購入することが多いので、新品からアンティークまで色々あります。

あとは、こんなに長い歴史の中で「良い」と言われている理由を知りたくて、ブランドの椅子を買うことも。

一番お気に入りなのが、中でも一番古い、アンティークの椅子。

私の体に合うのか、座り心地も見た目もなんだか全部がすごく好きで、家中どこへでもその椅子を持って移動して使うほどです(笑)

 

 

 

 

Q5. 毎日を楽しく、自分らしく過ごすために大切にしていることは?

 

家具もそうなんですけど、好きなモノと一緒に生活するっていうのが、一番テンションが上がるんですよね。

好きなモノを長く大事に使って愛着が湧いたりとか、好きなモノを「やっぱいいな~」って眺めながら過ごすのがすごく楽しくて幸せな時間。

好きなモノに正解はないんですけど、でも自分が好きと思って選んだものと一緒に居るってすごく素敵だなと思うので、そういった暮らし方は大切にしています。

 

 

 

 

Q6. 米野さんのこれからの未来図を教えてください!

 

私の場合、趣味が仕事になっているみたいな感じなので、インテリアコーディネーターという仕事が大好きなんです。

これからもずっと暮らしに関わる仕事に携わりながら、成長し続けられたらいいなと思っています。

そのためにも、自分自身がいいなと思う「暮らし」を追求しながら暮らしていきたい。

そしてちょっと余裕を持った面白みのある提案ができるような、そんな人になるのが理想です。

 

 

 

 

自身の暮らしを通して、お客さまに暮らすことの楽しさを提案している米野さん。

モノに対して愛情を持ち長く大切にするその暮らし方は、いつも人の気持ちを思いやり大事にしている彼女らしい「暮らし方」だなと感じました。

 

少し控えめだけどブレない芯のある、優しさと頼もしさを持ち合わせたインテリアコーディネーターです。

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